ハイビスカス
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妻が、京都の高島屋に行く用事ができたので、久しぶりに
「ユーハイムで、バームクーヘンの量り売り適当に買ってきて!」
と頼んだ。
ここのユーハイムでは、太ったちくわを縦に置いたような巨大なバーム
クーヘンを目の前で、好きな量だけ切ってくれる。
バームクーヘンと言えば、普通は真ん中に穴の開いたきれいなリング状
のものを想像するであろうが、我が家が買うバームクーヘンは、できあが
った円筒形のそれを、無造作にナイフで切り落としたものなので、全く原形
をとどめていない。
知らない人が見れば、おそらく「商品にならない型くずれのもの」と思うで
あろう。
わたしは、その歯ごたえを楽しむために、いつも「厚めに」切ってもらう。
もちろん、妻も娘も大好物である。
1時間ほどたって、高島屋で買い物をしている妻からメールが入ってきた。
「もう量り売りやってへんみたいやわ。」
実は、ひと月ほど前に、神戸元町の本店に行った時に「量り売り」を買って
帰ろうとしたのだが、残念ながらなかった。
「今度京都に行ったら、高島屋で買おう!」と妻と話していたので、楽しみに
していただけに、実に残念。
替わりに妻が買ってきたのが、アンテノールのフィナンシェ。
一口サイズのフィナンシェがカップにたくさん入ったもので、お店で焼いた
ばかりの出来たてであった。
かなりの人気らしく、焼き上がるとすぐに売れてしまっていたそうだ。
家に持って帰る間に冷めてしまってはいるが、なかなかいける。
食べ始めると止まらないところは、ハッピーターンといい勝負。
世の中、うまいものはいくらでもあるものだ。
まあ、新たな発見もよかったが、それにしても、ユーハイムのバームクーヘン
の「量り売り」はもうなくなってしまったのだろうか。
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職場の同僚が、ブログ仲間で写真展をすると聞いて、大阪へ出かけた。
アマチュアの集まりとはいえ、力作揃いで楽しいひとときを過ごせた。
その帰り、加茂行きの快速電車を待つため、ホームの列に並んだ。
そこへ、話に夢中のオバチャンが二人やってきた。
二人とも
身長150センチ
小太り
金縁の眼鏡
指輪
髪は茶色に染められ、パーマ
少し大きめのハンドバッグ
「オオサカのオバチャン」の完全武装であった。
二人は同じ部隊に所属していると思われたが、ひとりは、大きな肩パット
の入った白っぽいジャケットを着ているから、より大きく見えた。
二人は、列には並ばず、わたしの右横に並んだ。
列が不自然にL字型になった。
作戦開始の合図であった。
そのうちオバチャン(大)が一歩前に進み、前に並んでいたOL風の女性
の横に並んだ。
オバチャン(小)とは、振り向きながらの会話となった。
列車がホームに滑り込んできた。
オバチャン(大)は、さらに大きく前に進み、一番前に並んでいた学生風
の女性の前に回り込んだ。
かなり訓練された自然な身のこなしであった。
列車の扉が開いた。
オバチャン(大)は、大胆な作戦に出た。
降りてくる乗客をものともせず、正面突破をはかった。
乗客と肩をぶつけながらも、ドンドン奥へと進んでいく。
大きな肩パットは、伊達ではなかった。
自らの役割を自覚して用意周到に準備された緩衝材だった。
降車する客が済むと、ホームの客が車内へと進んだ。
車内では、オバチャン(大)が、二人がけの奥の席に座り、右手に握りしめた
ハンドバッグを隣席の上に置き、乗車する客の中に紛れるオバチャン(小)を
捜索中であった。
オバチャン(小)が、ハンドバッグが置かれていたシートに着席した。
オバチャン(大)の任務が完了した。
ホーム上からシートまでの一連の動作は、熟練の「匠の技」を感じさせた。
そういえば、列車から降りてくる多くの客が、オバチャン(大)の大胆不敵な
行為に対し、不快な顔もせず、当然の如くタックルを受けていた。
一目で「オオサカのオバチャン」だとわかったからであろう。
「オオサカのオバチャン」だけに許された「特権」。
多くの人たちが、この「特権」に憧れながらも、「オオサカのオバチャン」に
なりきれない。
「真の」オオサカのオバチャンの姿を目の当たりにした貴重な体験であった。
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森永チョコボール20箱入りの大箱の中から
「金のくちばし」
「銀のくちばし」
が発見されることはなかった。
これにより、
「銀のくちばしの当選確立は5%」
というわたしの楽観的な仮説を証明することはできなかった。
よって、わたしは今後チョコボールを食べることは(滅多に)ない。
これからは、邪念を抱くことなく、
「食べる」ことに集中することができる
でん六のピーナッツチョコ(ブロック)
又は
不二家のハートチョコレート(ピーナッツ)
に専念したいと思う。
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娘が「森永 チョコボール」にハマっている。
私も小学生の時以来のファンである。
そして、私は「ピーナッツ」専門である。
その影響か、娘も「ピーナッツ」の専門家である。
「チョコボール」の場合、お菓子(チョコ)としての価値以上に、
「おもちゃのカンヅメ」をもらうために必要な
「金のエンゼルのくちばし」あるいは「銀」のそれを消費者は
期待していることは周知の事実である。
これは、娘にとっても、小学生時代のわたしにとっても同じである。
娘は、妻と買い物に行くと、週に1回か2回「チョコボール」を買ってもらう。
毎回、期待に胸膨らませ、ワクワクしながらその「くちばし」を開けるのだが、
「金」はおろか「銀」さえ出てこない。
わたしも、この数十年間に購入した「チョコボール(ピーナッツ)」は、
300個や400個で止まらないことは確実であるが、「金」が当たった
ことは一度もなく、「銀」でさえ、計5~6回である。
(数十年間にわたって「銀のくちばし」を大事にしまっておくわけがないので、
「おもちゃのカンヅメ」をもらったことは一度もない。)
先日、家族でスーパーに買い物に行った時、娘が、「これ全部買いたい」と、
大きな箱に入った「チョコボール」を手に取った。
見ると、いつも60円ほどで買うやつが20個入った箱であった。
この大箱を買って1個でも「銀」が入っていれば、「銀」の当選確率は5%。
「おもちゃのカンヅメ」をもらうには、いつものやつを100個
・・約6千円でいいわけだ・・しかし、1個もあたらなかった場合は・・」
と、頭の中で計算し一大決心。
宝くじを買うかのような気分になり、娘に「それ、買い物カゴに入れて」と。
五十近いオッさんが、たかが「チョコボール」に一度に千円以上もの「投資」。
カンヅメの中身などどうでもよく、
しかも、メタボ覚悟の命がけである。
はじめの3日は毎日食べたが、今は週1、2個。
残りはあと2個。
今のところ、ひとつも「当選」はない。
残りの中に「当選」がなかった場合、わたしは、
「終生、チョコボールを買わない」
と心に誓っている。
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娘が幼稚園でお世話になった先生が、あるヴァイオリンリサイタルで
ピアノ伴奏をするというので、親子3人で京都へ出かけた。
先生はリサイタルの主人公ではないが、娘は会場の最前列に陣取った。
娘が知っている(というより、聴いたことがある)曲は、
ヴァイオリンソナタ5番「春」(ベートーヴェン)
の中の、
「のだめカンタービレ」(TVドラマ)で演奏されていた部分のみ。
娘は、退屈でほとんど居眠りしているだろうと思っていた。
予想に反し、2時間近くの間じっと前を見つめたままだった。
リサイタルが終了し、ホールの扉の外では、主人公のヴァイオリニスト
が、たくさんの知り合いや教え子らしき人たちに囲まれていた。
ピアノの先生を探すが見あたらない。
しばらくすると、先生が、ドレスの上にカーディガンを羽織ったまま、
慌てて受付の方に向かって走っているのが見えた。
我々の目の前を駆け抜けようとする先生に、娘が「せんせ~い」と
声をかけた。
先生が立ち止まった。
娘が花束を渡すと、一瞬「わたしに?」といった感じで驚いた様子。
先生は、子供向けでないこの日のプログラムに、教え子が来ている
とは思っていなかったらしい。
ようやく事態がのみ込めた先生は、
「遠いところわざわざありがとうございました。」
と礼を言い、一言二言会話を交わした後、花束をしっかり握ったまま、
また走り出した。
それにしても・・・
この日、リサイタルのパンフレットの先生のプロフィールを見て驚いた。
海外を含め、数々のピアノコンクールで上位入賞を果たしていた。
こんな先生に、娘は幼稚園の音楽発表会で、ヴァイオリンの伴奏をして
もらっていたのか。
そういえば、先生は、音楽発表会の前、娘に
「Aちゃん! どんな弾き方をしても、
先生絶対合わせてあげるから好きに弾いてね!」
と、言ってくれたらしい。
・・・それを聞いた時、
「のだめカンタービレの千秋先輩(玉木宏)を思い出した」
・・・ことを思い出した。
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今までに10回ほど転居した。
三つの小学校に通った。
実家から通った二つ目のY小学校が最も長く、5年間通学した。
Y小学校で卒業式を迎えたかったが、卒業まで半年というときに引越した。
Y小学校の同級生に、とにかく「デカイ」男がいた。
クラスは一緒になったことはないが、「デカイ」ので目立った。
見たところ温厚な性格のように見えたが、学年一のやんちゃ坊主と殴り合
いの喧嘩をしたこともあった。
「さすがにデカイやつは強い」と思った。
名前は今でも覚えている。
先週の金曜日、ある団体の総会に出席した。
総会後の懇親会の席で、その団体のN会長と話をした。
N会長が経営する会社は、わたしの実家から歩いて数分のところにある。
地元のY小学校の話になった。
N会長は、Y小学校の卒業生であり、PTAの代表でもある。
N会長が言った。
「卒業生と言えば・・・立派になった体育館の竣工記念演奏で、卒業生が指揮
してくれた。彼はその翌年にフランスのコンクールで優勝したから、その前
でよかった・・・」
家に帰り、その指揮者のホームページを探した。
プロフィールに、生年月日があった。
同級生に間違いなかった。
「佐渡」という姓が珍しいことはわかっていたが・・・
「佐渡裕」が京都出身であることは知っていたが・・・
「題名のない音楽会」は毎週欠かさず見ているが・・・
今まで、まったく・・・これっぽっちも・・・気付かなかった。
わたしにとっては、雲上人だった。
18日の日曜日、いつものとおり「題名のない音楽会」を見た。
そこには、毎週見ている佐渡裕がいた。
小学生の時と同じ顔。違いは、皺(しわ)と白髪だけ。
彼は「デカイ」だけではなく、「偉大」になった。
彼が同級生だとわかって感じたのは、
・・・「親近感」ではなく・・・今の自分の「体たらく」
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昨日は葵祭。
娘の誕生日でもある。
7回目の娘の誕生日を家族でゆっくりお祝いしようと、久しぶりに
定時に退社して家路についた。
JRの駅を降りる頃には、夕日が空をオレンジ色に染めだし、南北
にのびる筋雲が、西の地平線近くで、沈み行く太陽をドラマチック
に演出していた。
早く帰るとこんな楽しみもあるんだなと、ちょっと得した気分になり
ながら胸ポケットから携帯電話を取り出し、カメラ機能にセットして
パチリ。
こういうシーンは長くは続かない。
一眼レフでもこの光景を収めておきたくて小走りに家路を急いだ。
汗だくになりながら帰宅。
部屋に入るやバッグから急いでカメラと望遠ズームを取り出し、外
へ飛び出したが既に手遅れ。
日は遠くの山に沈むところであった。
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いつまで補助輪を付けたまま自転車に乗っているんだろうかと思っていた
小学校1年生の娘が、ゴールデンウィークの最中、やっと本気で補助輪を
はずす気になってくれた。
ステップ1
自転車屋さんで補助輪と一緒にペダルもはずしてもらい、まずは自宅前の
緩やかな下り坂で、バランスをとりながら足をつかずに進む練習。
5月4日 惜しいところまでいくが・・・
5月5日 開始早々うまくいきそうな雰囲気。
2回目には数メートル、3回目は10メートル以上地面に足をつか
ずに前進。後は何度やっても成功。
ステップ2
5月6日 再び自転車屋さんへ行きペダルだけ付けてもらう。
まずは、ペダルに足をのせずにバランスをとりながら前進し、安定
したところでペダルに足をのせてこぎ出す練習。
2回目で成功。数回練習した後、いよいよペダルをこいでスタート。
なんと一発で成功。2回目はすぐに地面に足をついてしまったが、
3回目以降は、ほとんど成功。
数回練習した後は、ゆったりとしたカーブもできるように。
ステップ3
5月7日~ ???
そして
5月9日 学校から帰宅後、1キロほど離れたスーパーまで妻と一緒に自転車
で行ったそうだ。
途中、近所のお友達が
「Aちゃん、乗れるようになったの! 今度自転車で遊ぼう!」
と声をかけられ、満面の笑みをうかべて応えたらしい。
一般道で走れるまでに2、3週間はかかるだろうと思っていた。
GW中も、毎日30~40分ほどの短い練習であったが、本人にやる気さえあれ
ば、上達は早いものだ。
わたし自身も補助輪をはずしたのは小学校1年生の時だった。
今でも、乗れるようになった時の情景~
昔住んでいた京都の自宅近くの大きな駐車場
練習風景を見ながら声援をおくる弟、母、おばさん・・・
わたしの自転車の荷台を支えてくれていた手がいつの間にか・・・
が目に浮かぶ。
自転車が乗れるようになると、子どもの行動範囲は格段に拡がる。
娘には、自転車の危険性についてもじっくり学んでもらい、暑い夏を迎える
前に、平城宮あたりで、親子でサイクリングを楽しみたい。
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昨秋、ニンテンドーDSを購入して半年余り。
やっと「えいごづけ」のトレーニングが完了した。
記録を見ると、毎日とまではいかないが、週5日くらいは
やっていたようだ。
1日10題程度に過ぎないが、飽きっぽいわたしがよく続
けたものだ。
全問完了したら、画面に華々しく花火でも打ち上がるのか
と期待していたが、特別なことは何もなく、内心がっかり
した。
とはいえ、日々トレーニングが終わった後に押す「ハンコ」
がたまっていくのが妙に嬉しかったり、
時々、怪しい音楽とともに現れる猫娘のバーバラに会える
ことを密かに期待したり、
と継続させる工夫が随所に見られるところは、さすがにニン
テンドーだと感心させられる。
「英語力判定」は、トレーニングを開始して間もない頃に数回
挑戦しただけだったが、完了記念に久しぶりにやってみた。
はじめての判定は「B」だったが、今回は「AAA」。
大して当てにはならないだろうが、やはり「継続は力なり」
と言うべきか。
次は、「えいごづけ」とほぼ同時期に買ってあった
「もっとえいごづけ」。
どんな仕掛けがあるのか、今から楽しみにしている。
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GW(ゴールデンウィーク)の初日の土曜日、わが家は朝9時から夜9時まで
一日中、USJ(ユニバーサル・スタジオ)で過ごした。
昨年、TDR(ディズニーリゾート)でクタクタになった経験から、今年は、年間パス
を買ってあるUSJで、無理せずゆったり過ごそうとしたが・・・
小学生になったばかりの娘のリクエストに応え、この日の目標を新しく開幕した
ショー「ファンタスティックワールド」ほか4つに絞り込んだ。
入場早々、ショーのチェックインパスやアトラクションのエクスプレスパスまで購入
し、大混雑に備えた・・・が、無駄であった。
拍子抜けするほど「ふつう」の混雑状態であった。
おかげで、たくさんのアトラクションやショーを楽しみ、結局は夜8時半から始まる
「ピーターパンのネバーランド」(次回のお楽しみにするつもりだった)まで観ること
ができた。
また、早朝から閉園近くまでいたので、食事はすべて園内のレストランだった。
この経験で、これまで誤解していたことがあったことに気づいた。
その誤解とは・・・
USJでは、弁当の持ち込みは禁止である(外にあるピクニックエリアではOK)に
もかかわらず、結構多くの人たちが、あちらこちらで持参の弁当やサンドイッチを
広げているのが気になっていた。
「さすが大阪人やな~、ルールも何もあったものじゃない!」
と、大阪で開業したUSJが気の毒な気がしていたが、実はそうではない。
園内のどのレストランで何を食べても、みんな「同じような味」に感じる・・・
一日三食同じ味のものを食べると、さすがに次回はおにぎりでも持ってこようと
いう気になってくる。
要するに、弁当を持参してきている彼らは、USJにとっては
「マナーが悪い客」
なのではなく、
荷物になる弁当をわざわざ持参し、USJをゆっくり楽しんでくれる
「ありがたいリピーター」
なのである。
USJは、「地域性だから仕方ない」と見て見ぬふりをするのではなく、イヤな
ものに対しては、はっきり態度で示す大阪人を納得させるだけの食事を提供
していただきたい。
それも大阪人が納得できる価格で。
弁当やサンドイッチの持参を許していては、USJはゴミの片づけだけで損する
だけでっせ!
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十数年ぶりに本社勤務を離れ、支店勤務になって2週間余り。
久しぶりに営業用の車を運転するようになって気付いたことがある。
本社勤務前に乗っていた昔の車に比べると、ずいぶん「乗りやすい」車になった。
社員しか使わない会社の車というのは、大抵究極のコストパフォーマンスを追求
しているから、当然、
ナビのような贅沢品、
パワーウィンドウ、
電動ミラー、
オートロック、
ETC・・・
といった現代では当たり前だと思っている装備は「皆無」である。
では、何が「乗りやすい」かというと、
オートマチック車になっている
昔は3段ミッション車であった
普通車になっている
かなりの悪路を走ることがあるにもかかわらず
昔は二輪駆動の軽自動車であった
今はまだいいが、夏に近づくにつれ、もっともっと「乗りやすさ」を実感するであろう
最大の「違い=進歩」がもう一つある。
全ての車にエアコンが付いている
ことである。
昔はエアコンが付いていないか、付いていても「なま暖かい風」しか出でこなかった
勤務中の営業マンだとは言え、会社もやっと
「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」(憲法第25条)
を認めてくれたようだ。
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妻とともに、娘の小学校の入学式に出席した。
分校の4人を含め75人の新入生は、意外にも?みな
礼儀正しく、先生を困らせることもなく、無事終了した。
娘が生まれて間もない頃、百貨店の売場に並ぶランド
セルを見て、
「娘もこれを背負って
小学校に通う日が来るのかな」
とぼんやり考えた。
それが現実になるのがこんなに早いとは・・・
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家族で京都の円山(まるやま)公園へ出かけた。
ここのしだれ桜を最近テレビで見たらしい娘のリクエストに応えた。
土曜日、満開、快晴、と三拍子揃った絶好のタイミング。
相当の人出が予想されたので、娘にも早めに起きてもらい、JR、
京阪電車を乗り継いで9時半に、現地に到着した。
徹夜で花見の場所取りをしていたらしい人たちが、まだ、青いビニ
ールシートの上で毛布にくるまっている。
さすがにこの時間だとゆっくり花見を楽しめる。
毎年ほぼ決まった時期に、
わずか数日間、
いっせいに花火を打ち上げるかのように・・・
ヒトは、毎年同じように咲く桜を見て、これを「自然の祭」に仕立て上
げたのではないか。
・・・ヒトが植樹したものがほとんどだから、
完全に「自然」とは言い切れないかもしれない・・・
普通の祭は、大抵地域特有のものであるが、
この「自然の祭」は、「前線」(桜前線)の移動にしたがって、時期をわ
ずかにずらしながら、ほぼ全国で同じ「祭」が楽しめる。
気候の気まぐれで、さらに時期が少々ずれるところが、また、人びとの
期待を膨らませる。
今年の桜は、みごとに人びとの期待に応えてくれた。
来年はどうなるのか。
ゆく河の流れは絶えずして しかも もとの水にあらず
淀みに浮かぶうたかたは かつ消え かつ結びて 久し
くとどまりたる例なし・・・
桜も同じ。
咲いたかと思うとすぐに散り、次の年の桜の花は、同じように見えても別の花。
その一瞬の時間を楽しむことに無上の喜びを感じる現代の日本人の花見は、
鴨長明と同様、「無常」を知っての文化なのか、
知らずに浮かれているだけの薄っぺらな文化なのか。
後者だとしても、別に悪くない。
桜は、
明日には散るであろうそのはかない一瞬を、ヒトが仲間と一緒に共有する
「場=社会」
を提供してくている。
少し歩き疲れ、家族3人でベンチに腰掛けている間、隣のベンチでわたしと
同年代の男性が、コンビニで買ってきたカップ酒を開け、真空パックの佃煮
の袋に箸をつっこんでいた。
彼はひとりではあるが、また、見知らぬ人たちと、そのはかない一瞬を共有
したくて、わざわざヒトで溢れかえるしだれ桜の前に座っていたに違いない。
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真冬から一気に花真っ盛り。
例年、季節ごとに少しずつ取り替えていく我が家の壁に掛かる絵を、
今年は一斉に取り替えた。(と言っても5~6枚)
やはり、桜が入った絵が多い。
春の絵は、他の季節よりも数が多く、どれにしようかと迷ったあげくに、
結局、毎年同じ絵を飾ることになることが多い。
妻や娘のリクエストに応えるようにすると、同じ絵になってしまうという
こともあるが、それは半分くらいで、残りはわたしが勝手に決めている。
実は、わたしが毎年選ぶ絵は、一番のお気に入りではなく、大概が2番
手である。
飾らない絵は、気に入らないからではなく、明るい光線に晒すことで、絵
を傷めてしまわないかと心配で飾れない一番のお気に入りである。
昨年の暮れ、数年前に散々考えたあげくに買わなかったリトグラフを購入
した。
~月夜の晩、光に浮かび上がるしだれ桜の枝に少女が腰掛け笛を吹いている~
今飾らないと、来年の春まで飾ることができないのはわかっているが、案
の定、選から漏れてしまっている。
次の土、日には、桜の見頃を迎える。
年がら年中、特等席の壁に掛かっている妻のお気に入りのデュフィ(ポスター)
が、色焼けしてしまって、そろそろ取り替えの時期になっているので・・・
今度の土曜日、その中身の取り替えの合間に
~アメリカからネットで取り寄せ筒に丸めてある1枚を平たく伸ばす間~
1週間だけでも、その特等席にリトグラフを飾らせてもらおうと思っている。
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わたし M電化で何買うって?
妻 I don’t liar.
わたし ちょっとおかしいんじゃないの?
妻 何が?
わたし どうして「I don’t」なの?
違うやろ!
妻 何で?
どっちも温度が安定しないもん。
アイロンとドライヤー
わたし あっ~、そうやった・・・・
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風邪をひいた。
市販の風邪薬を飲んでもよくならないので医者へ行った。
微熱もあって全身がだるい。
せっかくの休日に一日中寝て過ごすことが悔しくて仕方ない。
普段は、健康でいることが当たり前で、全く意識しないのに、
こういうことがあると、ただ健康でいられることが、いかに
幸せであるか思い知らされる。
風邪くらいならまだいいが、大怪我をしたり、大病を患ったり
すれば、食事をはじめ様々な制限を強いられるから、健康でい
られることの有り難さがもっと身に染みるに違いない。
明日は仕事を休むわけにもいかない。
しんどい一日・・・一週間になるだろうな~
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金曜日、娘の幼稚園の卒園式があった。
式では、名前を呼ばれた園児は、全員が歯切れのよい大きな声で返事をした。
卒園証書を受け取る時も、全員が堂々とした態度で舞台に上がった。
そして受け取った後、全員が「ありがとうございます」と礼を言った。
来賓祝辞を含め70分に及ぶセレモニーの間、愚図る子は一人もいなかった。
入園したての頃、親にしがみついて泣いていた子どもたちが、見事に変身
していた。
セレモニーの後、ヴァイオリン合奏のために整列して退席していく子ども
たちの顔は、全員が笑顔に満ちあふれていた。
卒園式に限らず、運動会や音楽発表会やひなまつり発表会でも、来賓の方々
は大抵「これが幼稚園児か」と驚く。
妻は、つい先日の「ひなまつり発表会」で、お婆さん役の娘のために「着物
づくり」に初挑戦し、それが終わった途端、園の3年間を集大成した「手づく
りDVD」制作メンバーのひとりとして、徹夜に近いような日まであった。
DVD制作メンバーの中心は、Kさんだった。
工業デザイナーのご主人から若干のアドバイスは受けたが、すべてKさん
が編集を行った。
そのDVDが謝恩会で流されている間、担任だった先生方は、食事もせず、
涙を流しながら見入った。
謝恩会の撮影の委託を受けた業者が、そのDVDを譲ってほしい、と言った。
理想的な幼稚園であった。
何事も
上手にできれば褒め、
うまくできなければ励まし、
やってはいけないことをすれば叱る。
こんな当たり前のことを、この幼稚園では、当たり前に実行している。
特にひどいことをすれば、園長先生からカミナリが落ちる。
園の入口に、長さ6~7mの小さなトンネルがある。
自らを守ってくれる家族に別れを告げ、
(トンネルの向こうには)
未熟ながらも多種多様な自我をもつ他人と共同生活を営む社会
がある。
トンネルを抜ける間に、子どもの心は甘えから自立に切り替わる・・
などという演出を狙っているのかどうかは知らない。
が、子どもに「けじめ」をつけさせる役割は十分果たせている。
園の基本は「規律」と「情操教育」のようである。
元N響奏者で、ちょっとこわいK先生の「ヴァイオリン」、
園児の最も楽しい時間の「絵画」、
園の運動会を見た小学生に「すっげぇ!」と感心させる体育、
長身で優しいカナダ人、J先生の「英語」・・・
いずれも、年少組からスタートし、その道の専門家による「授業」である。
いずれも、園児にとっては、楽しくて仕方ない「遊び」の時間でもあった。
娘を含め園児たちは、毎日、幼稚園に行くのが楽しくて仕方ないようだった。
大部分の子が、皆勤賞または精勤賞を受け取ることからもそれがわかる。
娘が年長組に入ってすぐの頃、男の子が転入してきた。
粗暴な子で、理由もなく、他の子たちを叩いた。
娘も何度も髪の毛を引っ張られた。
園に苦情が絶えず、園長先生のカミナリが頻繁に落ちた。
しかし、園の生活を通じて、その子も少しずつ変わっていったらしい。
その子は、謝恩会で、園長先生の膝の上で甘えていたそうだ。
愛情をもって接すれば心が通じるのだろうか。
もう少し成長してからなら難しかったが、幼児だから変われたのだろうか。
そんな甘いものではないと思うが・・・
地元の公立幼稚園の抽選に、はずれたことで出会えた幼稚園。
厳正だった抽選に心から感謝したい。
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「ネット社会~深まる闇6~」(3月5日、読売新聞)という記事を読んだ。
テレビドラマの感想が書かれたあるブログに、さりげなく書き添えられている
ファーストフード店のチキンの味付けの感想・・・
これが実は、広告代理店から報酬を得て書かれたものだと言うのだ。
新聞記事によれば、
食べてもいない料理の感想を書いた男性は、
「商品へのこだわりが全くない。悪く書く理由がないでしょう」
ファーストフード店も
「当社が契約しているのは広告会社で、書き手との間の
やりとりは関知していない」
そうである。
書き手、ファーストフード店、広告代理店・・・いずれも倫理のかけらもない。
法に触れさえしなければ何をしても良いと思っているヒトたち。
一般的に、わたしたちは、ブログの記事は、その書き手の本音が読み取れる
と思い込んでいる。
それを逆手に取ったこのような詐欺紛いの行為は、本当に腹立たしい。
これに対して、JARO(日本広告審査機構)の事務局長曰く
「ブログ広告の苦情はなく、今は審査対象外だ」
そうである。
誰も騙されているとは気付いていないから苦情などあろうはずがない。
おいしそうだと期待して店へ行き、まずくても
「人の好み」
で片付けられるような「小さな詐欺」はどうでもいいということか。
まさか、その広告代理店とファーストフード店って、
JAROの会員じゃないでしょうね!?
家を建て替えて10年を迎える。
そのことを家の主に知らせるかのように、3年程前から家電製品の老朽化が
顕著になってきた。
この間、
テレビ、洗濯機、炊飯器、ラジカセ、ホットカーペット、DVDレコーダー・・
と2代目への世代交代が続いている。
エアコンも、業者に掃除を頼んだりして騙し騙し使ってきたが、気になる臭い
がおさまる気配がない。
昨夏、特に臭いのひどいリビングルームと寝室のエアコンの買換検討のため
のプロジェクトチームが、わが家で結成された。
「家族の健康と快適な生活」
このプロジェクト理念のもと、機能、価格・・いかなる妥協も許されない。
以後、妻とわたしは、プロジェクトリーダーとして、エアコン製造メーカーの
商品情報の収集・分析にあたった。
使用中の三菱電機のほか、
三菱重工、東芝、日立、ダイキン、ナショナル、シャープ、
富士通ゼネラル、サンヨー・・・
各社の製品の特性、長所、短所、価格が徹底的に分析された。
その結果、ダイキンの「うるるとさらら」、東芝「大清快」などを第一候補
とし、プロジェクトは大詰めの市場調査へと移った。
「お得様ご招待」のDMがやってくるM電化、上新電機、ベスト電器のほか、
Kデンキなど我が家周辺の大型専門店を中心に調査が進められた。
この調査で、各機種のカタログに記載されていない特性、市場での人気、販売
価格は、各店舗の説明に微妙な違いがあるものの、概ね傾向はつかめた。
何よりも、カタログの宣伝文句に囚われず、我が家に最も相応しい機能が何で
あるかを再確認できたことが、最大の成果であった。
また、どの店で買うか~価格・サービス~も、ほぼ見当がついた。
M電化・・・
店員の商品知識はそこそこある。
「やってみますのミドリです~」のCMでお馴染みだが、「やってみます」
権限を持つのは、歌っている「ミドリちゃん」だけらしく、「ミドリちゃん」
が店舗にいる時を狙って買い物する必要がある。
Kデンキ・・・
店員が少ない。つかまえて質問しても商品知識がなく、カタログを見ながら
記載されていることを「発音」するだけ。いつ行っても同じ。
カタログを読むのが面倒なヒトには便利な店かもしれない。
上新電機・・・
商品知識が豊富な店員が多い。価格も安い。
タイガースファン以外は、シーズン中は店内で野球の話はしない方がよい?
ベスト電器・・・
店員の商品知識はある。すぐに他店価格まで値引きしてくれ、カード利用で
もポイントが付くので我が家の利用頻度は高い。客が少ないのが不思議だ。
総合判断の結果、我が家で必要な機能が付いたエアコンは、2台で30万円程度
かかることが判明した。
財政事情から「即、買い!」とはならず、購入の時期は延期された。
プロジェクトは解散された。
が、市場価格の追跡調査は、元プロジェクトリーダーにより地道に続けられた。
新年にはいると、倉庫にある旧モデルを新モデルに早く入れ替えたい販売店は、
年度末決算も控え、「目玉商品」として旧モデルの一掃セールを行う。
狙い目であった。
昨日、新聞に大きな折込広告が入っていた大型店へ行ってみた。
候補商品の新モデルが格段に機能向上が図られていたら迷いが出る
ところであるが、デザイン以外、大きな変更はないようだった。
旧モデルの在庫を店員が調べてくれた。
寝室用もリビング用もまだわずかだが在庫があった。
2台同時購入で、昨夏の半値近い価格となった「うるるとさらら」は、
上新電機から次の土曜日にやってくる。
残るは、電子レンジと冷蔵庫。
今春、小学生になる娘が新たなプロジェクトへの参加を希望してくれることを
期待している。
戦いはまだまだ続く・・・
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「こんな時間じゃぁ、たぶん無理!」
と、妻におどされながらも、今朝8時に家を出発。
「駐車場のゲートが開いてるかな?」と心配しながら、
ダメだったら・・・
向かいのホームセンターは、少し早めに開店するハズ・・
そこがダメなら・・・
少し離れてるけど、レストランの駐車場に・・・
そこもダメなら・・・
ショッピングセンターの駐車場の入口で車で待つか・・・
と、アレコレ考えながら車を走らせたものの、それは徒労に終わった。
開店1時間半前の駐車場には、すんなり入ることができた。
そして・・・
そのショッピングセンターの入口には、人だかりの行列
・・・のはずが・・・並んでいたのは若者と中年男性の二人。
若者は、携帯チェアに座って電化製品のカタログを見ている。
整理券配付まで1時間・・・
とにかく、「限定5台」のDVDレコーダーの1台が格安で手に入る
ことが確実となり、
「早起きした甲斐があった!」
と、ひとりほくそ笑む。
寒風吹き荒ぶ巨大店舗の入口で、風で頁が煽られるのを必死におさえ
ながら、持ってきた本を読む。
手が悴(かじか)んで痛い。
本を読むのを諦め、本はコートの胸のポケットに、
手はコートの脇のポケットに。
手持ち無沙汰で看板に目をやった。
「整理券配付」の大きな文字の下には、小さな文字でぎっしり注意書き。
それを読みながら・・・
整理券は一人1枚か・・・当然やろうな。
整理券は本日12時まで有効・・・まあ、そんなもんか。
小学生未満の子どもは整理券はもらえない・・・
・・ってことは、幼児には「人権を認めない」ってことか・・・
これは人権問題に発展する可能性もあるな・・・ウンウン
整理券は、「福岡の5店」でのみ通用・・・フゥ~ン・・・
・・なにっ? ふ・く・お・か・?
ここは、京都である。
福岡まで商品を取りに行くには、
JR奈良線で京都駅まで行き、「のぞみ」に乗るか・・・
伊丹まで車を飛ばし、飛行機に乗るか・・・
いずれにしても、12時には間に合わないことは確実である。
もし、店員にお願いして、あと2~3時間の猶予が得られたとしても、
往復の交通費を考えると・・・・
いつも売っている値段より少し高くついてしまう・・・
せっかく早起きして・・・
寒い中、我慢して並んでるのに・・・
どうしよう・・・
・・・待てよ? そういえば、ベスト電器のの本店は福岡だったっけ・・
こんな看板まで使い回し?
エコか・・・ウン、良いことだが・・・中身見て修正しとかなきゃな・・
と、いつものようにアホな考えが頭の中から泉のよう吹き出してくるのを
ひとり楽しんでいると・・・
ベスト電器の店員がやってきた。
「おはようございます~!」
「寒いですね~。これお使いください!」
と、並んでいた4人にホカロンを配ってくれる。
いよいよあと10分で整理券配付。
駆け込みで並ぶヒトが多いのかな・・・?
そして、その時がやってきた。
一番のヒトは、「電動シュレッダー」
二番のヒトは、「東芝DVDレコーダー」
三番のわたしも、「東芝DVDレコーダー」
四番のヒトは、「エアコン」
今日の行列は以上。
それぞれ限定5台だから、店は十分すぎる商品を用意してくれていたわけだ・・
感心、感心。
みんながとってもハッピーなお買い物。
使用中のレコーダー故障がもたらした「試練」と「幸福」
思い出に残る朝であった。
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娘と一緒に「銀河鉄道の夜」を観た。
買ってあった藤城清治の影絵劇のDVDである。
この影絵劇から数々の場面を切りとった絵本が20年以上前に出版され、
ベストセラーになっているから見たことがあるヒトも多いと思う。
ひと月ほど前に6歳の娘から
「しあわせってなに?」
と、聞かれて答に窮した。
だから、この物語に答を求めた・・・というわけでもなく・・・
その絵本のもとになる影絵が長い間気になっていたこともあり・・・
たまたまネットでDVDがあるのを見つけて・・・
買ったわけである。
本は読んだことがあったと思うが、話は完全に忘れている。
銀河鉄道に乗り合わせた人たちとの出会いを見て、
「そういえば・・・」
と、思い出してきた(ような気がする)程度の記憶である。
娘の問いに、この物語を思い出したのが不思議である。
この物語は、作者の宮沢賢治が、妹トシが死んだ翌年、樺太鉄道に
乗って、当時日本の最北端であった栄浜(さかえはま)を訪れた旅が
ベースになっているという。
「ジョバンニ」(主人公)は生きている賢治、
「カムパネルラ」(親友)は死んだ妹のトシ
だそうである。
「ほんとうの幸とは」
が、テーマであるが、
そんなもの「ヒトによって違う」と切り捨てるのは簡単である。
しかし、この物語を見て「幸せってなんだろう」と
あらためて、チラッ、
とでも考え直してみられる程度の心の余裕がほしいものだ。
娘は、ほとんど理解できなかったに違いない。
わたしにとっても
「なぜ?」
の多い、余韻が残る物語である。
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先週、bjリーグ(バスケットボール)の試合を見てきた。
守口市民体育館で行われたそのプロの試合を見たくて
行ったのではない。
メイン試合の前に行われる
キッズリーグの試合のハーフタイムに
キッズチア(チアリーダー)の一員として
出場する6歳の娘の晴れ姿を見に行ったのである。
出場者の関係者であるし、プロの試合を見る気もなかった
が、それでも入場料が必要だというので仕方なく、一番安い
2階自由席のチケット(大人\2500)を購入した。
前菜だけ食べたいのに、フルコースの料金を払わされたよう
な気分で複雑な気持ちであった。
娘の出番が終われば、そのまま帰りたかったが、娘や妻は、
その後のメイン試合のハーフタイムに出場するチアダンス教室
の先生を見たいというので、付き合わなければならなくなった。
試合は、「大阪エヴェッサvs大分ヒートデビルズ」。
「エヴェッサ」は、七福神の「戎様(えびすさま)」に由来するそう
で、赤い頭巾と大きな福耳をした「まいどくん」(チームキャラ)が、
試合中ずっと応援している。
試合は、実に楽しかった。
スピード感のある試合もよいが、
選手入場
ハーフタイム
各チームが試合中に取る「タイム」
などのわずかな時間にも、光と音が会場内に溢れ、
「チア」
「まいどくん」
「こぶたくん」(スポンサーのエースコック)
が出てきて、観客を休ませることなく楽しませてくれる。
ひと仕事終えた娘も、観客席から最後までハイテンションで応援
を続けた。
試合が第3クオーターに入り、地元「大阪」が「大分」を引き離し
はじめて、会場内が歓声で沸き立つ中、他の観客と一緒に拍手
と声援をおくっていた娘が聞いた。
「大阪(のユニフォーム)はどっち? 白? 黒?」
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金曜日の夜から1泊2日の日程でスタートした職場の親睦旅行
最後のプログラムは、
「リッツカールトンホテル大阪」でのランチだった。
1年前に
「リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間」
(高野 登著)
を読んで以来、憧れのホテルである。
We are Ladies and Gentlemen serving Ladies and Gentlemen.
「紳士淑女をおもてなしする私たちもまた紳士淑女です」
をモットーに、ホテルのLadies and Gentlemen(=従業員)から、
直接サービスを受けられるはじめての機会となった。
16人のLadies and Gentlemen(=ゲスト)に対しては、少々広めの
個室で、男女各2人、計4人のLadies and Gentlemen(=従業員)の
サービスは、我々のグループのわがままを難なくこなすのに十分な
体制であった。
料理の運搬、
料理の説明、
飲み物やパンのおかわりを見図るタイミング、
そつのない身のこなし ・・・
他の一流ホテルと大きな差はないが、やはり気持ちいいものである。
インターネットのあるサイトで、このホテル利用者の料理の評価を見る
と、最高ランクには及ばないが、社員食堂の平凡な味付けに慣れたわ
たしの舌には、もったいないくらいの美味しさであった。
1時間半に及んだ食事が終わり、部屋を出て、エスカレーターに向かう
途中、リーダー格のGentleman(=従業員)に聞いてみた。
わたし :「クレド」はお持ちですか?
Gentleman :はい。いつも持っております。
わたし :見せていただけますか?
Gentleman :はい。
(名刺入のようなものの中から取り出しながら)どうぞ。
わたし :ありがとうございます。
これをいただくことはできますか?
Gentleman :はい。
ちょうど、もう1枚持っていますので
(制服の胸のポケットから新しい「クレド」を取り出し)
どうぞ。
わたし :ありがとう。
おそらく、ゲストのこのようなリクエストに応えられるよう、いつもポケット
に忍ばせているものと思われるが、スマートな対応だと感じる。
この日は、
ごく当たり前のランチの、
ごく当たり前のサービス
を体験させていただいた。
いつか宿泊して、このホテルの真骨頂を確かめたいものである。
・・・いつのことになることやら・・
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わが家の近くにも、あの「くら寿司」が回転した
・・・じゃなかった、「開店」した。
今までよく利用したS店は、車で15分ほどかかっていたが、
新しくできたK店までは5分もかからない。
早速、「みんなで行ってみよう!」と、携帯電話でK店に予約。
6歳の娘も大はしゃぎ!
「ちょっと待って」と、妻。
「ホットカーペットの調子が悪いから、B電器に近いS店にしよう」
「S店に予約しとくは!」
???
「新しい」、
「近くにできた」
「くら寿司」 に行くんじゃなかったのか!?
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職場の同僚に女の子が生まれたというので、出産祝いを探した。
わたしの場合、贈り物は、相手からリクエストがない限り、「絵」に
することが多い。
お祝いには、それに相応しい実用的な贈り物もあるが、他の人が
同じようなものを贈ってしまうこともある。
だから、と言うわけではないが、基本的に、
「なくても良いが、あればそれなりに使ってもらえそうなもの」
がいいのではないか、と勝手に思っている。
「絵」には、人によって「好み」があるので、贈ってもゴミ扱いされる
確率は高いが、それは相手のことを考え抜いた結果決めたものと
比べても、五十歩百歩ではないかと思っている。
(もちろん、相手のことをよ~く知っている場合はそうでもない。)
わたしにとって、「絵」は、
何枚あってもいいものだし、
贈り手である自分が気に入り、
相手も気に入ってくれるであろう、
「贈り物」なのである。(別に「絵」でなくても同じであるが・・・)
数年前までは、「藤城清治」のダイヤモンドスクリーニング(版画の
一種)が定番であったが、最近はキャンバス・ジクレーなどの高価
なものばかりで手が出ない。
百貨店や近くの絵画・画材店などでもいろいろ探したが、手頃なも
のが見つからない。
ネットでもいろいろ探してみたが・・・
やはり「現物を見るのが一番」と思い、
土曜日、幼稚園のひな祭り発表会で使う浴衣の製作で忙しい妻を
家に残し、6歳の娘を連れて電車で京都の「寺町」まで出かけた。
ここには、昔ほどではないが、アートギャラリーや画材店がいくつか
並んでいる。
アート&画材店のYは、この辺りでは、一番たくさん手頃な価格の版
画が見られるところで、仕事が早く終わった時に、たまに立ち寄ったり
する。
娘が、「雨田光弘」の動物の絵を描いたポストカードに夢中になってい
る間に、店員に目的を告げ、一緒に選んでもらった。
一番の候補と期待していた「渡辺あきお」の新作も数枚あり、その中か
ら選ぼうと思うが、今ひとつ気に入らない。
娘にも相談したが、らちがあかない。
渡辺あきおの横に「はりたつお」の絵があり、そちらが気になった。
「はり」氏のことはそれまで全く知らなかった。
どれも男の子が楽器を弾いている絵である。
店員に、氏の他の作品がないかと尋ねると、店の奥の事務室にある
パソコンの前に案内され、ネットで他の作品を見せてくれた。
その中に1枚だけ、女の子が楽器を弾く絵を見つけた。
娘も、それが「かわいい」と言ってくれたので、在庫を確認してもらった。
土曜日であったが運良く確認でき、取り寄せてもらうことにした。
やっと胸のつかえがとれ、
「自己満足」感
が満たされた瞬間であった。
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6歳の娘が、「のだめカンタービレ」にはまっている。
年末年始に放映していた「のだめカンタービレ」を見て以来、
それまでお気に入りだった徳井君(チュートリアル)は、次点
に繰り下げられ、いまは玉木宏が一番だそうである。
TVのCMに登場する度に、
「あっ、千秋先輩!」
を繰り返している。
家でヴァイオリンのお稽古をする時も、
「わたし楽譜よめませ~ん」
と、自分が「のだめ」になったつもりでいる。
ところで、番組で「のだめ」がいつも持ち歩いている
「ケンバンバッグ」
を欲しいと言うので、ネットで調べてみた。
ピアノの鍵盤がデザインされたフェルト製のバッグが、
7,770円だそうな。
現物を見たことはないが、「コープこうべ(生協)」なら、
エコバッグ
としてただで配ってそうなバッグである。
と、言ったらいいすぎだった。
ネットの商品広告で見る限りは、実際には
もっと高級感があるようである。
番組のロゴまで入った「公認」の「正規品」だそうである
から、仕方ないかもしれないが、それなら、「非公認」の
ものでも十分だと思うが・・・
別に、まがい物でもいいと言ってるわけではない。
少なくとも、番組を収録した時点で、売れるかどうかもわ
からない「公認」の「正規品」があったとは思えないし、実
際、番組が始まる前から、同じようなデザインのものが売
られていたらしいので・・・
何が本物なのよくかわからないものだ。
とりあえず、ブームが去って、在庫品処分で安くなるまでは、
「のだめバッグ」が娘のもとにやって来ることはない。
その時まで娘が「欲しい」と言っているかどうか?
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新年5日、家族でUSJに出かけた。
娘の幼稚園入園の年以来だから、2年半ぶりである。
今回は、はじめて車で行くことにした。
第二阪名道路と阪神高速を使ってUSJの駐車場まで約50分。
我が家からだと、乗り継ぎが必要な電車よりも30分近く早い。
開場30分前に着いたが、予定よりも早く開門されたらしく、既に
園内からはヒトの絶叫が。
当日朝、混雑に備えてネットでダイレクトインのチケットを購入し
ておいたにもかかわらず、入場するまでに20分。
当初の予想ほどの人気ではないとは言え、さすがにこの時期の
混雑は凄まじい。
まずは、事前に娘に家でDVDを観せておいた「E.T.」から。
いきなり60分待ちの表示。
実際には、40分ほどで乗れるはずであったが、トラブル発生で
我々の3~4組前でストップ。
20分ほどで再開されたものの、この間にエクスプレスパス(優先
権付パス)で入ってきた人達の中には、苛立って出て行く人たちも。
不可抗力とはいえ、大金はたいて買ったエクスプレスパスが何
の役にも立たないのだから苛立つのも仕方ない。
「安全確認中」という状況説明以外何もできないクルー達も歯が
ゆい思いをしたことだろうが。
こんな時、TDL(ディズニーランド)ならどんな対応をするだろう?
元々TDLには、お金で他の客よりも優先的にライド(乗り物)に
乗れる仕組みはなく、「ファストパス」という無料の制度がある。
だから、TDLではトラブルでライドが動かなくても「運が悪かった」
程度にしか感じないだろう。
エクスプレスパス(USJ)とファストパス(TDL)を同じ土俵で比較
するのは無理があるだろうから、
仮に、TDLが有料の優先パスを売っていたとして、
仮に、わたしがその場の対応を任されていたら・・・
と意味もなく妄想に耽ってみた。
わたしなら・・・
間違いなく、エクスプレスパスを持って入ってきた人たちに、もう
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