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同級生

今までに10回ほど転居した。

三つの小学校に通った。
実家から通った二つ目のY小学校が最も長く、5年間通学した。
Y小学校で卒業式を迎えたかったが、卒業まで半年というときに引越した。

Y小学校の同級生に、とにかく「デカイ」男がいた。
クラスは一緒になったことはないが、「デカイ」ので目立った。
見たところ温厚な性格のように見えたが、学年一のやんちゃ坊主と殴り合
いの喧嘩をしたこともあった。
「さすがにデカイやつは強い」と思った。
名前は今でも覚えている。

先週の金曜日、ある団体の総会に出席した。
総会後の懇親会の席で、その団体のN会長と話をした。
N会長が経営する会社は、わたしの実家から歩いて数分のところにある。
地元のY小学校の話になった。
N会長は、Y小学校の卒業生であり、PTAの代表でもある。
N会長が言った。
「卒業生と言えば・・・立派になった体育館の竣工記念演奏で、卒業生が指揮
 してくれた。彼はその翌年にフランスのコンクールで優勝したから、その前
 でよかった・・・」

家に帰り、その指揮者のホームページを探した。
プロフィールに、生年月日があった。
同級生に間違いなかった。

「佐渡」という姓が珍しいことはわかっていたが・・・
佐渡裕」が京都出身であることは知っていたが・・・
「題名のない音楽会」は毎週欠かさず見ているが・・・
今まで、まったく・・・これっぽっちも・・・気付かなかった。
わたしにとっては、雲上人だった。

18日の日曜日、いつものとおり「題名のない音楽会」を見た。
そこには、毎週見ている佐渡裕がいた。
小学生の時と同じ顔。違いは、皺(しわ)と白髪だけ。

彼は「デカイ」だけではなく、「偉大」になった。

彼が同級生だとわかって感じたのは、
・・・「親近感」ではなく・・・今の自分の「体たらく」

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後の祭り

昨日は葵祭。
娘の誕生日でもある。

7回目の娘の誕生日を家族でゆっくりお祝いしようと、久しぶりに
定時に退社して家路についた。

JRの駅を降りる頃には、夕日が空をオレンジ色に染めだし、南北
にのびる筋雲が、西の地平線近くで、沈み行く太陽をドラマチック
に演出していた。

早く帰るとこんな楽しみもあるんだなと、ちょっと得した気分になり
ながら胸ポケットから携帯電話を取り出し、カメラ機能にセットして
パチリ。

こういうシーンは長くは続かない。
一眼レフでもこの光景を収めておきたくて小走りに家路を急いだ。

汗だくになりながら帰宅。
部屋に入るやバッグから急いでカメラと望遠ズームを取り出し、外
へ飛び出したが既に手遅れ。
日は遠くの山に沈むところであった。

Photo

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拡がる世界

いつまで補助輪を付けたまま自転車に乗っているんだろうかと思っていた
小学校1年生の娘が、ゴールデンウィークの最中、やっと本気で補助輪を
はずす気になってくれた。

ステップ1
自転車屋さんで補助輪と一緒にペダルもはずしてもらい、まずは自宅前の
緩やかな下り坂で、バランスをとりながら足をつかずに進む練習。
5月4日 惜しいところまでいくが・・・
5月5日 開始早々うまくいきそうな雰囲気。
      2回目には数メートル、3回目は10メートル以上地面に足をつか
      ずに前進。後は何度やっても成功。

ステップ2
5月6日 再び自転車屋さんへ行きペダルだけ付けてもらう。
      まずは、ペダルに足をのせずにバランスをとりながら前進し、安定
      したところでペダルに足をのせてこぎ出す練習。
      2回目で成功。数回練習した後、いよいよペダルをこいでスタート。
      なんと一発で成功。2回目はすぐに地面に足をついてしまったが、
      3回目以降は、ほとんど成功。
      数回練習した後は、ゆったりとしたカーブもできるように。

ステップ3
5月7日~ ???

そして
5月9日 学校から帰宅後、1キロほど離れたスーパーまで妻と一緒に自転車
      で行ったそうだ。
      途中、近所のお友達が
       「Aちゃん、乗れるようになったの! 今度自転車で遊ぼう!」
      と声をかけられ、満面の笑みをうかべて応えたらしい。 

一般道で走れるまでに2、3週間はかかるだろうと思っていた。
GW中も、毎日30~40分ほどの短い練習であったが、本人にやる気さえあれ
ば、上達は早いものだ。

   わたし自身も補助輪をはずしたのは小学校1年生の時だった。
   今でも、乗れるようになった時の情景~
     昔住んでいた京都の自宅近くの大きな駐車場
     練習風景を見ながら声援をおくる弟、母、おばさん・・・
     わたしの自転車の荷台を支えてくれていた手がいつの間にか・・・

   が目に浮かぶ。

自転車が乗れるようになると、子どもの行動範囲は格段に拡がる。
娘には、自転車の危険性についてもじっくり学んでもらい、暑い夏を迎える
前に、平城宮あたりで、親子でサイクリングを楽しみたい。

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えいごづけ完了

昨秋、ニンテンドーDSを購入して半年余り。
やっと「えいごづけ」のトレーニングが完了した。

記録を見ると、毎日とまではいかないが、週5日くらいは
やっていたようだ。
1日10題程度に過ぎないが、飽きっぽいわたしがよく続
けたものだ。
全問完了したら、画面に華々しく花火でも打ち上がるのか
と期待していたが、特別なことは何もなく、内心がっかり
した。

とはいえ、日々トレーニングが終わった後に押す「ハンコ」
がたまっていくのが妙に嬉しかったり、
時々、怪しい音楽とともに現れる猫娘のバーバラに会える
ことを密かに期待したり、
と継続させる工夫が随所に見られるところは、さすがにニン
テンドーだと感心させられる。

「英語力判定」は、トレーニングを開始して間もない頃に数回
挑戦しただけだったが、完了記念に久しぶりにやってみた。

はじめての判定は「B」だったが、今回は「AAA」。
大して当てにはならないだろうが、やはり「継続は力なり」
と言うべきか。

次は、「えいごづけ」とほぼ同時期に買ってあった
  「もっとえいごづけ」。

どんな仕掛けがあるのか、今から楽しみにしている。

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