銀河鉄道の夜

娘と一緒に「銀河鉄道の夜」を観た。
買ってあった藤城清治の影絵劇のDVDである。

この影絵劇から数々の場面を切りとった絵本が20年以上前に出版され、
ベストセラーになっているから見たことがあるヒトも多いと思う。

ひと月ほど前に6歳の娘から
  「しあわせってなに?」
と、聞かれて答に窮した。

だから、この物語に答を求めた・・・というわけでもなく・・・
その絵本のもとになる影絵が長い間気になっていたこともあり・・・
たまたまネットでDVDがあるのを見つけて・・・
買ったわけである。

本は読んだことがあったと思うが、話は完全に忘れている。
銀河鉄道に乗り合わせた人たちとの出会いを見て、
  「そういえば・・・」
と、思い出してきた(ような気がする)程度の記憶である。
娘の問いに、この物語を思い出したのが不思議である。

この物語は、作者の宮沢賢治が、妹トシが死んだ翌年、樺太鉄道に
乗って、当時日本の最北端であった栄浜(さかえはま)を訪れた旅が
ベースになっているという。

  「ジョバンニ」(主人公)は生きている賢治、
  「カムパネルラ」(親友)は死んだ妹のトシ
だそうである。

  「ほんとうの幸とは」

が、テーマであるが、
そんなもの「ヒトによって違う」と切り捨てるのは簡単である。

しかし、この物語を見て「幸せってなんだろう」と
あらためて、チラッ、
とでも考え直してみられる程度の心の余裕がほしいものだ。

娘は、ほとんど理解できなかったに違いない。

わたしにとっても
 「なぜ?」
の多い、余韻が残る物語である。

星空カフェ

娘とけいはんな記念公園の「星空カフェ」へ行った。

いつもは有料の「水景園」の一部が、夜だけ無料開放され、
好きな飲み物を入口で買って、ライトアップされた公園と星空
を見ながら秋の夜長を楽しむ趣向である。

会場には、天体望遠鏡が持ち込まれ、地元の天文愛好家の
ガイドもある。
娘に本物の「月のクレーター」を見せてあげることが一番の目
的であった。
この日は、「月」と「木星」を見せてくれた。

わたし自身、小学校6年生のときに「星」が大好きになり、お小
遣いを貯めて2千円もする写真集を買い毎日眺めていた。

  忘れもしない。「星空の四季」という本であった。
  はじめてその本を見たとき、そのあまりの美しさに
  衝撃を受けた。
  ネットで調べたところ、確かにわたしが小学校6年
  生だった1973年に
  誠文堂新光社から刊行されていた。
  古本ではあるが、Amazonで売っていたので、思わ
  ず注文してしまった。


その後、小さな天体望遠鏡(対物レンズ口径6センチ)を買ってもら
い、天気さえ良ければ毎日のように星空を眺めていた。

当時は、都会に住んでいて、夜空は明るく、大気の状態も悪かった。
まともに見えるのは、月のクレーターくらいで、木星も土星もボヤッ
とした星らしき白い丸い形が見えるだけ。
当然、木星の縞模様や土星の輪など全く見えなかった。

ガイド役のお兄さんの話では、この日は、大気の状態があまり良く
ないようであった。
それでも、口径8センチのアマチュア用の望遠鏡を覗くと、木星の
縞模様がはっきりわかり、その両脇に計4つの衛星がきれいに並
んでいるのがわかる。
久しぶりの感動であった。

娘も、はじめて見る本物の月のクレーターに
「スッゴ(凄い)!」
と大きな声をあげて見入っていた。

娘は、その後もなかなか帰ろうとせず、三脚に据えられた2台の望遠
鏡と1台の双眼鏡の後ろにできる列(と言ってもせいぜい4~5人)に
何度も並び直した。

わたしも、入口で買った「みかん水ラムネ」の瓶を落とさないようにしっ
かり手に持ち、娘の後ろに一緒に並んで、何度も望遠鏡を覗いた。

「星空カフェ」の客は、6割方が子ども連れの家族であった。
子どもだけでなく、親の方が「こんなの見るの初めて!」と目を輝かせ
ているのが印象的であった。

「地味」で、「無骨」な~決して洗練されているとは言えない~
イベントであるが、このままの姿でずっと続けてほしいものだ。

華麗なる一族の衝撃的事実

「華麗なる一族」の最終回は衝撃的であった。
先代、啓介の子だと信じ込んでいた哲平が、彼の自殺によ
って、大介の子だとわかる。
裏の裏をかかれたような意外な結末で、爽快感すら感じる。

番組スタートからラストまで、TVドラマを欠かさず見た
のは何十年ぶりだろうか。
本当に「重い」ドラマであった。

実は、我が家でも、ドラマが終わって、実に意外な事実が
判明した。
衝撃的事実であった。

それは、番組の最後に
「華麗なる一族のDVD-BOX発売決定!」
のPRがなされた時であった。

5歳の娘が
  「DVD買って!」
と言い出した。

娘にこのドラマが理解できるわけがなく、お目当ては、
スマップのキムタクかと思い、娘に尋ねたがそうでも
ないらしい。
他に子ども受けするような役者が出ていただろうかと
考えても思い浮かばない。

娘に「誰が好きなの?」と単刀直入に聞いてみた。

娘が言った。
「悪者のおじちゃん ミャ・・ミャンピョウ ダイスケ!」

・・・シブすぎる・・・

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