四季

1719年製ストラディバリウスの甘く上品で、そして超絶技巧の力強い
響きが呉竹文化センターのホールに響き渡った。

「ヴィバルディの四季」のソリストは、サイトウ・キネン・オーケストラの
コンサートマスターとしてもお馴染みの豊嶋泰嗣氏。

オーケストラは…氏がコンサートマスターを兼務する新日本フィルや
九州交響楽団でもなければ、地元・京都市交響楽団でもなく…
子どもの音楽教室A合奏」メンバー…小学4年生から高校生。

休日返上で練習に打ち込んだ成果が実り、「四季」全曲を弾ききった。

ソリストの完璧なテクニックと音楽性、そしてそれに負けじと頑張った
オーケストラの50分近い熱演になりやまない拍手…

私の知る限り、この教室のコンサートではじめてのアンコール。

当然、アンコール用の曲など練習する余裕もなく、同曲の中から「冬」
の第二楽章(ラルゴ)を再演奏。

Img_5542b              リハーサル風景
                
娘(小3)は、残念ながらB合奏。
                本番では、「四季」の前に「威風堂々」(エルガー)
                を演奏し終えて、我々と一緒に客席で鑑賞

久しぶりに聞き応えのある一曲。

城巽音楽フェスティバル

ウ~ン、ウ~ン、ウ…、ウ…

オーケストラの響きとともに、ピンマイクを通して聞こえる
低いうなり声。

京都堀川音楽高校と東京藝大附属音楽高校の合同オケ
を指揮するのは、あの佐渡 裕(さど ゆたか) 氏。

「ブザンソン指揮者コンクール」優勝、
故レナードバーンスタイン氏の最後の愛弟子、
ヨーロッパの数々の名門オケを指揮、
「題名のない音楽会」の司会、
来年5月にはベルリンフィル定演も… の「佐渡 裕」氏。

小澤征爾氏と並び、日本で最も注目されている佐渡氏が、
母校の堀川音楽高校のホールでレクチャーコンサート。

目の前で繰り広げられる魔法のような指導に唖然としながらも、
生徒が疲れてきたところで見せる粋なジョークにまた関心。

2時間に及ぶレクチャーで、ベートーベンの「交響曲第7番」と
ブラームスの交響曲第4番を娘(小3)とともに勉強させていただ
いた後は…

校庭の模擬店で昼食…300円の焼きそば。

娘は、この「城巽音楽フェスティバル2010」の夜の部で、
子どもの音楽教室」のオケのメンバーとして演奏。

出来栄えは…21日の定演を期待するか…

帰宅は10時…とても充実した一日。

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オペレッタ練習

毎週土曜日は、娘(小2)の通う音楽教室へ。
 
合奏クラスの練習は、オペレッタ「セロ弾きのゴーシュ」。
この教室の作曲クラスの子どもたちが作曲したオリジナル
曲による創作オペレッタだ。

今日は指揮者のT先生の突然のリクエストで、はじめて
ゴーシュ役とネコ役の二人の中学生が飛び入り参加。

いつもはピアノに合わせて練習している二人も、小学生
のオーケストラとは言え初共演に緊張気味。

一度通して演奏した後、T先生から二人に激励と指導。

  君たちは、練習すればもっともっと上手になる…

  オケを伴奏だと思ったらダメ、
    パートナーだと思ってよく演奏を聞くこと…


  息継ぎはそこではなくて、ここまで保たない?

  ・・・

いつもと勝手の違う二人も、本番で振ってくれるプロ
指揮者の的確な指導で徐々にオケと息が合ってくる。

明日、日曜日もオペレッタの特別練習。

休日の練習は妻と分担して娘を教室に連れて行くが、
娘は一人
…大変だと思うが、本人は普段通う学校とは違う友達も
 できて楽しいらしい。

本番は
3月22日(月・祝)18:00~
京都市 呉竹文化センター

くたくた

日曜日

娘(小2)が通う音楽教室の定期演奏会

会場の呉竹文化センターで朝からリハーサル。

午後1時半開演。

娘は合唱、合奏に出演。

神戸から駆けつけたおじいちゃんと一緒に夕食
をとり、帰宅は午後9時。

昨日の音合わせに続き、二日連続音楽漬け。

明日は仕事…

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                            リハーサル

コンチェルティーノ・ディ・キョウト

今日(11/15)は、職場の同僚の娘さんが所属する楽団の
定期演奏会

妻、娘(小2)ととともに車で京都コンサートホールへ。

50年以上の歴史をもつその楽団は、女性中心の小編成
ながら、なかなか力強い演奏。

チェロを弾く中1の娘さんがソロを担当する曲もあって、
なかなかの緊張感。

好感の持てる演奏会であった。

    -演 目-

バッハ フーガ ト短調
ヴィヴァルディ 4つのヴァイオリンのための協奏曲 作品3-1
バッハ オーボエ協奏曲 ヘ長調
ヘンデル 合奏協奏曲 作品6-2
モーツァルト ディヴェルティメント K136

アンコール:パッヘルベルのカノン

迷走旅行

8月8日土曜日。

朝4時起床。
250キロ先の日本海に向け、5時半出発。

さすがにこの時間だと、中国自動車道も宝塚付近を除けばまだ
帰省ラッシュには無縁な時間帯。

佐用インターを降りた後も、鳥取自動車道が大方完成し、一年
ぶりの白兎海岸(鳥取)まで快適ドライブ。

海の家のおばさんによると、長い梅雨がようやく開け、この日
(8月8日)は、今夏初めてと言ってよい天候に恵まれた。

娘(小学2年)は、元気に海に飛び込んだ。

しかし、妻とわたしは肩まで水に浸かるのに5分以上もかかった…
8月にしては、やけに水が冷たいのだ。

Tottori882

とにかく、心配した天気にも恵まれ、なんとか一日目は楽しく過
ごせたものの、二日目は朝から雨。

予定していた砂丘や白兎海岸は諦め、朝食もそこそこにホテル
を出て、再び鳥取自動車道~中国自動車道。

途中、天気が良くなれば、姫路セントラルパークにでも寄ろうと
考えたが、雨はどんどん強くなるばかり。

このままでは、家に着いてしまう

せめて、娘にきれいな音楽でも聴かせてやろうと、
   「ホール・オブ・ホールズ六甲
に立ち寄り、毎時間催されるアンティーク・オルゴールや自動演奏
楽器のプチ・コンサート鑑賞。

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           霧というより雲の中?

妻と二人でよく通ったこの場所に、いつか娘を連れてきてやりたい
と思っていたが、こんな形で実現するとは。

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      3つのバイオリンを機械が演奏

帰宅すると、もう夜8時。
昼間、車で通過した佐用町で、台風9号による大雨で大変な被害
が出ていることをニュースで知り、何とも複雑な気持ち。

忘れられない旅行になりそうだ。

京都市立音楽高校定期演奏会

土曜日、家族で京都市立音楽高校のオーケストラ定期演奏会を聴きに
京都コンサートホールに出かけた。

目当ての曲は、娘が大好きな   
  「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(R・シュトラウス)
と、わたしが学生時代から大好きな
  「幻想交響曲」(ベルリオーズ)

娘には、この日の朝、以前にNHKのBSハイビジョンで録画した
   「名曲探偵アマデウス
で「幻想交響曲」の予習をさせてあった。

娘はこの番組のファンなので、番組をスタートさせれば勝手に最後まで観て
くれる。

標題音楽の元祖である「幻想交響曲」は、1時間近い大曲といっても、物語さ
え知っていれば子どもでも十分楽しめる。

物語だけでなく、

    各楽章で繰り返し現れる「恋人」を表すせつないメロディー

  ハープが2台もいるのはなぜ…

  音色の異なる4つのティンパニ…

  舞台から遠く離れて客席で奏でられるオーボエ(楽譜指示は舞台裏)
  とオーケストラの中にいるイングリッシュホルンとの掛け合い…
  (第3楽章)

   重々しく、生々しく描かれる「断頭台への行進」(第4楽章)、

  ヴァイオリンの特殊奏法で表現するものは…(第5楽章)

「アマデウス」で予習した「見どころ」、「聴きどころ」が眼前でそのまま再現され、
オーケストラが奏でる音が、否でも応でも聴く者の想像力をかきたてる…

ズッコケそうになるところもないではなかったが、そこはご愛嬌。

プロ演奏者の助っ人もいたとはいえ、この難曲を演奏しきった高校生たちに

    Bravo!

発表会

今日は娘のヴァイオリン教室の発表会。

20090705kamo1
          緊張…舞台袖で出番待ち

習いはじめてちょうど2年。

昨年の発表会では真ん中当たりだった出番も
今回は後ろから4番目。

伴奏のピアノとの音合わせはたった2回だった。

普通なら、なかなか息が合わないところだけど、
伴奏のN先生はさすがに慣れていらっしゃる。

おかげで何とか無事終了。

本当におつかれさま。

オールドヴァイオリン

楽器店の前。

妻もわたしも緊張していた。

一庶民にとっては無謀だとはわかっていた。

いつかこういう日が来ることも薄々感じていた。

一昨年夏、幼稚園の年長組だった娘が習いたいと言いだし、祖父が
ヴァイオリンを買ってくれた。
半年も続かないだろうと、「安めの中国製で十分」と親が勝手に判断。

一人で弾いているうちは良かった。
だが、音楽教室の合奏にも参加するようになると、他の子どもたちの
楽器の音色との差が気になっていた・・・

ヴァイオリンのお稽古を見てもらっているK先生も、サイズアップが
必要になってきたのを機に、
  「少し良い楽器を使ってもよいのでは・・・」
と言っていた。

知り合いに良い店がないか聞いたり、ネットでもいろいろ探した。

K先生が薦めてくれたのはW弦楽器工房。

合奏のI先生もお薦めの店。

とにかく行ってみよう、ということになった。

入口は1階だが店舗は2階。

物見遊山の客を遠ざけるつくりなのか。

緊張のそぶりも見せまいとその扉を開ける。

来客を告げるベルが2階の店舗に響く。

2階の扉は、店主らしき温厚そうな年配の男性が開けてくれる。

正面の棚にヴァイオリンが並んでいるのが見える。

右手奥の床には数本のチェロが立ててある。

店主は、店舗の中央にあるソファーに掛けるよう促す。

ショーケースに並ぶ商品を勝手に手にとることに慣れている我々
には、突然の店主のヒアリングに備える準備ができていない。

店主  どのようなものをお探しですか?

妻   子どもの「四分の一」ヴァイオリンが小さくなってきたので
    「二分の一」を。
         
(わたし:そうそう。普通に正直に答えればいいのだ。)

店主  どこかお好みの国はありますか?
         (わたし:お好みと言われても・・・やはりヨーロッパ?)

妻     イタリアが・・・
    (わたし:バカたれ! イタリアのは高いだろうが!
     ・・別に知識があるわけではない。
        ストラディヴァリは確かイタリアだったかと・・・)

店主  ご予算は?

わたし 20万円前後で。
    (「前後」は「数万から消費税を含めて21万まで」の
     範囲を意味する。店主には伝わっただろうか?)

店主  子どもの成長は早いから、あまりいいものは必要ないですからね。

    (わたし:20万は「あまりいいもの」ではないのか・・・)

    「二分の一」でしたら何本かあったと・・・
    材質の良い5万円位の弓とケースを合わせても20万なら・・・

    (わたし:弓が5・マ・ン・?)

店主  この2本はドイツ製です。こちらはフランスかな。
     いずれにしても娘さんにも来てもらって弾いてみないと。
     子どもにもちゃんと音の好みがあります。
     弓も微妙に重さや太さのバランスがあって結構好き嫌いが
     出るんです。

わたし そうですね。
     (とりあえず今日は退散して気持ちも財布も整理し直しだ・・・)

店主  ほかにもありますから、今度娘さんと一緒にゆっくり選んで
     ください。
         ところで、先生は・・・

妻   K.Tという先生ですが・・・

店主    あ~声の大きい・・・○○にも家があって、よくこちらに・・・
         子どものクセも知ってるから一緒に選んでもらうのが一番・・・

店主とK先生は数十年来の付き合いだとか。

帰宅した夜、妻が音楽好きの父に電話でその日の話をした。

父曰く「良い楽器で練習することも大切。お金のことは・・・」

数日後、妻と娘はK先生とともに再びその店へ。

準備された8本の楽器を試すこと1時間半。

娘も妻も先生も一番いいと思ったのは同じ楽器
   ・・・フランス製の100年モノ

良い音を聴いてしまうと予算のことなど忘れてしまうらしい。
妻は、その楽器を購入することにした。

妻がバッグからお金を取り出す。

すると娘がポツリ・・・

  「もうおじいちゃんからもらってあったの?」

・・・いくら庶民とはいえ、親としては何とか自力で???

音が変わる

土曜日。

小学生の娘の音楽教室の合奏指揮は、久しぶりに蔵野先生

プロ指揮者直々の指導。

見ているだけのはずの親が娘以上にワクワク。
  ・・・うちだけかもしれないが・・・

相手は小学生。

その小学生に理解させようと、優しい言葉を使い、身振り手振り
で一生懸命な先生。

「笑い」と「楽しさ」の中に「真剣さ」がヒシヒシと伝わってくる。

曲はアウフタクト(弱起)ではじまるブラームス。

  「Auf」の意味から教えられて、出だしの一音が変わり

  「f」 と 「p」 だけだった強弱の幅が格段に広がり

  音色に感情が込められ

  いつも合わないaccelerandoが合ってきて

  わずかな時間に「音」が「音楽」になっていく・・・

魔法のような40分があっという間に過ぎ、何とも言えない充実感。

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